Luminous Tale.

過去よりも未来よりも「現在」を幸せに生きるために。今ここにある日常を輝かせるための“魔法”をお届け。旧「月光の狭間」。

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謹賀新年。2018年の目標ならぬ「やってみたいこと」を挙げてみる

   

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分 21 秒です。

明けましておめでとうございます。怜香@Ray_mnzkでございます。

昨年は大変お世話になりました。読者の皆様がいらっしゃったからこそ、半年間の休止から戻ってこられましたし、メルマガを始めるという挑戦もすることができました。本当に有難うございました!

そして本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年早々にやることといえば、今年の目標立て……なんですけど、私はそれはやらない主義なんです。

その代わりと言ってはなんですが、昨年からやんわり考えていた「2018年にやってみたいこと」について語ってみたいと思います。

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「今年の目標」を立てたことがない件

一年間の長期目標なんて立てやしない

一年の始まりと言えば、「今年の目標」を立てるとき。

……というのが恒例だとは思うのですが、実は私、今までまともに「今年の目標」なるものを立ててみたことがありません

どうせ目標達成できないどころか、1月終わる頃にはどんな目標を立てたかすら忘れてしまうのがオチです。

それに、私は大衆に迎合するのが嫌いなところがあるので、皆がこぞって目標を立てていたりすると「自分はやりたくないな」と思ってしまうんですよね。

そうやって「今年の目標」を立てずに年月を過ごしているうち、いわゆる長期目標を立てることをしなくなっていきました

まあ一日~一週間程度の短期目標ぐらいなら気楽に立てたりするのです。「明日はここまではやろう」とか「来週までにこれは終わらせよう」とか。長くてもせいぜい数週間ですね(テスト勉強がこれ)。

長期目標を立てずに短期目標しか立てなくて困らなかったかといえば、困ったという記憶がほとんどないのです。ほぼ全て「短期目標の積み重ね」でやっていけましたから。長期目標とまでいかなくとも、ざっくりとした方向性を決めるだけで充分だったのです。

そもそも、未来の自分というもの自体、思い描いたことないですからね。そこから逆算して云々以前の問題です。

目標を宣言して自縄自縛に陥りたくない

そしてもうひとつ、目標に関して「やらないようにしている」こと。

それは、「対外的に目標を宣言しない」、ということです。

私にとって、ブログやTwitterなどで対外的に目標を宣言するということは、「達成しなければならない」というプレッシャーを自分に与えてしまうことになるのです。

実際は対外的に宣言したからといって必ずしも目標達成しなければならないことはないはずなのですが、頭では分かっていても心ではどうしても「義務」と捉えてしまうのです。

自分で自分に「義務」を作って、自分を縛ってしまう

そうなるのが、どうしても嫌だったのです。

きっと、必要以上に責任感が強すぎるゆえなのでしょうけども。ストレングスファインダーをやったら「責任感」は上位にきそうです。個人的には厄介なだけなので嬉しくないのですが。

そんなだから、やってみたいことを宣言はしても目標の宣言はしない。自縄自縛に陥るのは御免なのです。

2018年の目標ならぬ「やってみたいこと」

以上のように「目標」に対して捻くれた考えを持っている私ですから、2018年もやはり「今年の目標」を立てるつもりはありません

ただ、やってみたいことはいくつかあるので、目標の代わりにリストアップしてみることにしましょう。

殺陣を体験する

これはずっと前からやってみたいと思っていたこと。

刀剣乱舞をやっているからとかではないのですが、わりと昔から日本刀というものが大好きでして。ぶっちゃけ世界で最も美しい武器だと思っています。あの曲線美がたまらない。

それと祖父の影響で幼少期から時代劇をよく見ておりまして、殺陣への憧れは結構あったんですよね。すごく格好いいし一度はやってみたいな、と。

調べてみると殺陣を指導してくれる教室もあるようでして(しかも阪神圏に)。これは一番手をつけやすい「やってみたいこと」であると思っています。

あとは予定の調整と資金面ですね。お稽古事出来る余裕を作らなくては。

朗読劇を体験する

これも数年前からやってみたいと思っていることです。

小学生の頃に劇団で子役をやっており、その後部活動でも演劇を少しやっていたのですが、台詞を読むのはわりと得意なのに演技がまるでついてこないのがコンプレックスでした。

どうしても、身振り手振りに気持ちがこもらず、白々しくなってしまっていたんですよね。

今なら出来るようになっているかと言われれば、恐らくノーです。想像してみても、当時と同じく白々しい演技しかできなさそうな自分がいます。

それでも、台詞の朗読はやりたい。小説はもちろん、評論等でさえ朗読風に読むほどですから。

……というわけで、朗読劇を体験してみたいのです。これは演技はなく、脚本にある台詞を朗読していくのみですから。

ただ、問題は阪神圏にめぼしい教室やワークショップが見当たらないこと。関東ならいろいろ見つかるんですけどね……。

小説の公開を始めてみる

これはたまにメルマガやTwitterでお話ししている、設定とキャラだけ10年前に作ってあったという創作小説のことです。

本編も少しばかり書いてあったのですが、あまりに残念な出来だったので、一から書き直そうかと。

基本的にはキャラの動くにまかせて物語を書いていく私ですが、今回は長い話になる予定なので簡単なプロットを作ってみたんですよね。

そうしたら、ストーリーは大筋こそ同じだけどかなり違う展開になりそうだの、メインキャラすら設定の変更が必要だの、全く話に出てきそうにないキャラがわんさかいるだのと、課題山積となったわけです。

そこらへんを修正した上である程度書き進めてからカクヨムで公開予定なので(でなきゃ第一話だけで更新が止まりかねない)、一体いつになるやらではありますが……。

一応、今年中に第一話だけでも公開できたらいいな、とやんわり考えています。

本を作ってみる

これはもう、学生時代からの夢です。まともに夢と言えそうな代物なんてこれぐらいしかない。

長年「本を書きたい」とは思っていたものの、いったい内容はどうするのだという段階からいつまで経っても前に進めなくて。小説とかだと同人誌になるだろうし。

ブログに載せた記事をまとめた本を作ってみるというのも一つの手かなとは思ったのですが、私の場合ひとつの話題について1万字程度しか書けないので、本にするには短すぎなんですよね。

それもあって長年内容を決めかねていたのですが、昨年10月より書きためている思考メモをまとめた本にするのがいいかもと思い始めまして。

今使っている一冊目のMDノート文庫判があと3日で使い終わるのですが、現時点で35000字を超えています。これを元にあれこれ手を入れるにしても、分量的にはほどよい感じになるでしょう。

まだなんとなくアウトライナーに転記して分類分けをしている段階ですが、少しずつでも形にしていけたらなと思っています。

天然石アクセサリーを自作してみる

これは去年ミネラルショーに行くようになってからにわかにやりたくなったことなのですが、構想はあれこれ思い浮かべた割に未だに実行はしていないのです。

というのも、行きつけの天然石ショップがありまして、自分用は全部そこで作ってもらうようにしているのです。

そこのスタッフさんとも懇意にしているので、自作することでそのお店にお願いする機会が減るのは申し訳ないかな……という思いがありまして。

まあ、こういうのは心のありようの問題でもあると思うので、まずはそこの改善からでしょうかね。

最終的には自作天然石アクセサリーを販売するところまでやってみたいなと思っているのですが、そこに至るのはまだまだ先の話になるでしょう。

「やってみたい」ことを実際にやってみるために……

達成までいかなくてもいい。最初の一歩だけでも踏み出したい

もしかしたらまだ他にあったかもしれないのですが、ひとまず2018年にやってみたいことはこんな感じです。

その気になれば割とすぐにできそうなものから、ちょっとやそっとでは手をつけられそうにないものまで色々ありますが、実のところこれらを「実現させる」ということは考えていないのです。

どれかひとつでいいから、最初の一歩を踏み出せればと。

いずれも見るからにざっくりとした内容ですし、実現までにはいくつものステップを経る必要があります。簡単に実現までこぎつけられるものではありません。

それなのに実現にこだわろうとすれば、これまた自分を縛る枷となることでしょう。

これを避けるためにも、「最初の一歩を踏み出せればよい」ということにしておくのです。ハードルを下げて、心理的負担を減らすのです。

もし無事に最初の一歩を踏み出せたなら、実現に一歩近づきます。千里の道も一歩から、です。

ひとつもできなくたって構わない。別にやらなくたっていい

そしてもうひとつ、仮にひとつも最初の一歩を踏み出せなかったとしても、ダメだと思わないことにします。

これらはあくまで「やってみたい」こと。「やるべき」ことではありません。別にやらなくたっていいのです。

たとえ何一つできなかったとしても、自分を責めないこと。そのためには、やらなかったことを「悪いこと」と認識しないようにする必要があります。

「別にやらなくたっていい」という但し書きが、「やらない=悪い」という認識を崩してくれます

自分を縛らないためにハードルを下げる。すべてはここからなのかも

様々な手段を講じて心理的ハードルを下げ、自分で自分を縛らないようにする。そうやって初めて、「やってみたかったことを実際にやってみる」ということが出来るようになっていくのかな、と思っています。

私のように変に責任感が強いと、この「自分で自分を縛らないようにする」というところからまず取り組まないといけないのかもしれませんが。

せっかく対策になりそうなことを思いついたわけですし、少しずつでも心がけていきたいですね。

そして、「やってみたいこと」の最初の一歩を踏み出せたらいいなと思っています。もちろん、気負うことなく。

今日のあとがき

というわけで、2018年にやってみたいことについて語ってみました。

夢はないし目標も立てない私ですが、やってみたいことは意外とあるんですよね。でも今まではやらなかった。そこを少しでも前に進むようにできればなと。

それにしても、ただ単に「やってみたいこと」を羅列して終わるつもりだったのに、どうしてこんな長い話になってしまったんだろう。短めにするはずが4000字越えてるって……。相変わらずだなぁ私。

というのはさておき、今日から2018年が始まりました。今年もマイペースにのんびり長文記事をお届けしようと思っております。

皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 - 雑記, ご挨拶 , ,

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