自分仕様のバレットジャーナルを作るための、コレクションページの具体例。こんなのもアリ!
2019/12/05
この記事を読むのに必要な時間は約 14 分 36 秒です。
どうも、すっかり書き物が滞ってしまっていた怜香@Ray_mnzkです。
時間が無いときもあれば気力が無いときもあり……一体根本的な原因は何だったのだろうと思ってしまうこの数ヶ月間でしたが。
ああ、ひとつ記事を書いていたのですが、思うところあってお蔵入りにしたものがあるんですよね。それをほぼ書き上げてからこの記事に取りかかったこともあって、新規投稿が遅くなったかな。
相変わらずの亀更新ですが、今後ともよしなに、でございます。
さて、今回はバレットジャーナルのお話。
今までにも何度かバレットジャーナルの記事を書きましたが、まだあまり取り上げていない内容があったことに気づきまして。
それについて、今回は語ってみようと思います。せっかくなので、私なりのマニアックさ満載でお送りしますね。宝塚ファンならではの使い方を。
それではどうぞ!
目次
宝塚ファンの私が作っているコレクションページ
これまでバレットジャーナルについては、マンスリーログやデイリーログなど、基本的な構成ページについては解説したことがありました。
しかし、私が個人的に作っているコレクションページについては、今までほとんど取り上げたことがなかったように記憶しています。
白紙のノートに手書きで仕立てるバレットジャーナルの魅力は、なんといっても「自分にぴったりの手帳を作ることができる」点でしょう。デコレーション含め様々な点で個性が光りますが、その中でも「何を書いても自由」なコレクションページは最も個性が現れるところではないでしょうか。
そこで今回は、宝塚ファンである私がよく作っているコレクションページについて紹介してみようと思います。
宝塚ファンならではのものも多々ありますが、ライブ等によく行かれる方にももしかしたら参考になるかもしれません。
具体的には以下の通りです。
〇常に作ってあるもの
- 宝塚公演日程(大劇場公演・その他劇場公演)
- 遠征手荷物リスト
- 各種レポ保管リスト
- 行きたいところリスト
- 有休消化リスト
- 残業調整消化リスト
- 備忘録
〇必要に応じて作っているもの
- 公演・お茶会などのレポ
- 公演役替わり日程メモ
- 公演観劇予定日リスト
常に作ってある「常設コレクションページ」
宝塚公演日程(大劇場公演・その他劇場公演)
バレットジャーナル作成時点で発表されている公演ラインナップについて、組名・公演名・公演日程・上演劇場名を記してあります。
宝塚歌劇公式サイトの表記に則り、
- 大劇場公演(宝塚大劇場・東京宝塚劇場での公演)
- その他劇場公演(宝塚バウホール・梅田芸術劇場・全国ツアーなど各地劇場での公演)
にページを分けて記載するようにしています。
観たい公演のチケットを購入するにあたり、公演期間を確認したいことがよくあるんですよね。
公式サイトで確認してもよいのですが、バレットジャーナルに書いておけばすぐに開いて確認できるので便利です。
ちなみに、公演ラインナップ発表があった時は随時書き足しますね。そして次のバレットジャーナルを用意する時は、その時点で上演中以降の公演について転記するようにしています(そうしないとキリがないので)。
遠征手荷物リスト
遠征時に持って行くべきものをリストアップしています。
私の場合日帰り遠征と宿泊を伴う遠征の2パターンがあるので、それぞれについて持ち物を書き出すようにしています。
遠征自体は数ヶ月〜半年に一度なので、このリストが必要にならない場合もあります(私のバレットジャーナルは2ヶ月ごとに新調するので)。
ですが、必要な時だけこのリストを用意するのもややこしいので、常に用意するようにしています。
このリストを作ってから、遠征時に忘れ物をすることがほぼなくなりました。以前は何か一つは忘れ物をしていたので。
やはり、持ち物リストは有用ですね。
各種レポ保管リスト
公演やトークイベント、お茶会(ファンミーティング)などで見聞きした内容についてまとめたページ(=レポ)の目次リストです。
レポはその都度ページを設けて作るわけですが、情報量が多いため、バレットジャーナルを新調するたびに転記するのは負担が多すぎます。
また、過去のレポを全部転記していると、いずれはそれだけでノートが埋まってしまうことになります。
そこで、何冊目の何ページに何のレポを書いたかをリストアップしておきます。
レポを読みたくなったら、このリストを参照して該当のバレットジャーナルの該当ページを開けばいいわけです。バレットジャーナル新調の際の転記負担も少なくてすみますし、とても便利です。
行きたいところリスト
その名の通り、行ってみたいところをリストアップしたリストです。
ただ、私に旅行や遠出の趣味がないこともあり、行きたいところを書き出しはするものの実際にはちっとも行かない、という状態になっています。
バレットジャーナル新調するたびに「これもう要らないかな」と思いつつも、未だに用意し続けているリストです。
有休消化リスト
今年度分の有給休暇取得予定リストです。
私の職場はかなり自由に有休取得させてくれるので、観たい公演などに応じてあらかじめいつ有休取得するかを決めるようにしています。
また、有休の残り日数もあわせて確認するようにしています。調子に乗って取得しすぎると後で困りますからね(必要な時に取得する余地がなくなる)。
これを作るようになってから、「有休あと何日残っていたっけ?」と考えることがなくなりました。あらかじめ休み予定を立てておくことで、必要な有休を取得した上であと何日分余裕があるかも把握できるようになりました。
「この日休みにしたいな」と思ったら、まずこのリストを見て、取得しても問題ないか確認するようにしています。
残業調整消化リスト
私の職場では、残業代カットのため、毎月の残業時間分だけ任意の日に早く退社したり遅く出社したりすることが認められています(残業調整と呼んでいます)。
そこで、「今月は何時間分残業調整ができるか」をメモすることにしました。自分で把握しておく必要がありますし、書かなければ忘れてしまうからです。
前月からの繰り越しがあればそれもメモしておき、新たに発生した残業調整時間と、消化予定日・時間とを書き留めるようにしています。
備忘録
(内容がプライベートすぎるので画像は無しです)
名前の通りです。タスクではないけれど後々必要になるようなメモを書き留めておき、必要になった際にすぐ参照できるようにしてあります。
バレットジャーナルを新調する時には、まだ必要になるメモだけ新しいノートに転記するようにしています。
普段よく作るコレクションページ
公演・お茶会などのレポ
公演感想やお茶会(ファンミーティング)、トークイベントなどの内容を記録します。
私の場合はTwitterに投稿することが多いので、それを(量が多い場合は厳選して)転記するようにしています。内容公開禁止のイベント(お茶会など)の場合は、直接バレットジャーナルに記録することになります。
ただし、記録量が多くなると何ページも書くことになりますし、何より手が疲れます。そういう場合は、WorkflowyやDynalistなどのアウトライナーに書くようにしています。その場で一気に書けなくても、いつでも追記できますので。
(バレットジャーナルでも追記したい時に新規ページを設けて続きを書けばよいのですが、ひとつの内容でページが離れることに心理的抵抗があるのでやっていません)
公演役替わり日程メモ
宝塚の公演には、役替わりがあるものもあります。
その場合、いつからいつまでがどの役替わりパターンなのかを把握しておく必要が出てきます。お目当てのジェンヌさんが役替わりを担当している時は尚更です。
そこで、役替わりパターンと日程が発表されたら、ページを作ってまとめておくようにしています。「何月何日から何日まで、誰がどの役」というのを書いておくのですね。
そしてそれとあわせて、役替わり日程ごとに観劇予定日もメモしておくようにします。「この日観に行くけど役替わりどのパターンだったっけ」と思った時にすぐに確認できるようになるので便利です。
公演観劇予定日リスト
ひとつの公演を何度も観に行く予定でいる場合、いつ観に行くかを記したリストを作ります。私の場合は花組公演ですね。大劇場公演だと二桁観に行く時もありますので。
たくさんチケットを入手しようとすると、「今どの日のチケットを確保してあるのか」「これから入手しなければいけないチケットはいつの分なのか」をきちんと把握しておかないと、ダブってしまったり、入手しそびれてしまったりする危険性があります。
そこで、チケット確保を始める前に観劇予定日時を書き出しておき、チケットを入手出来たらチェックを入れ、観劇日としてデイリーログに書き込んでおきます。あとはマンスリーログなりフューチャーログに予定として転記するわけですね。
こうすると、このリストを開くだけで「いつ観に行く予定にしていて、そのうち今どれだけチケットを確保できているのか」が一目瞭然になります。チケット申込みの機会が来た時に「あといつの公演を申し込めばいいんだっけ」と悩むことがなくなります。
ひとつの公演にがっつり通いまくるコアなファンにおすすめのリストですね。
自分にぴったりな仕様の手帳にできるのがバレットジャーナルの魅力のひとつ
自分にとって必要なページを好きなだけ作ることができる
このように、私は宝塚ファンだからこそ必要になるページを色々と作っています。
こういう目的特化したページって、普通の手帳ではまず作れないんですよね。白紙のメモページを使えば作ることはできますが、枚数が限られているので、あれもこれもとは作れないことが多いでしょう。
でもバレットジャーナルなら、普通のノートを使うが故に、いくらでもページがあるといっても過言ではない状態です。だから、好きなタイミングで好きなだけ、必要なページを作ることができます。
作ったページはIndexに記載しますから、適当な位置に作ったとしても、あとから参照する時も探すのに手間取りません。
必要のないページはそもそも存在させなくてよい
また、一般的な手帳だと、自分にとっては使いもしないページが存在していたりします。
そういうページは、多くの場合、あっても白紙のまま放置されるだけです。何か別の用途に流用できる場合もありますが、流用できず使うに使えないままになる場合も多いでしょう。「このページの代わりにこんなページがあればいいのに」と思うこともあるかもしれません。
でもバレットジャーナルなら、自分に必要なページだけを作ることができます。必要ないページはそもそも存在させなくていいのです。
しかも、必要なページはいくらでも用意できます。とことん自分にぴったりな仕様にできるんですよね。
自分にとって重要なものだけ引き継ぐ
ただ、あまりたくさんコレクションページを作りすぎると、新しいノートにバレットジャーナルを引き継ぐときに転記の負担が大きくなってしまいます。使用頻度の低いページに関しては、今回紹介した「各種レポ保管リスト」のように、「何冊目の何ページにあるか」をまとめたリストを作っておくと転記労力も減って便利です。
逆に言えば、バレットジャーナル用ノートの新調のたびに、今まで作ったページを振り返って「どのページを転記して引き継ぐのか」を考える必要が出てくるというわけです。今の自分にとってどれが重要なのかを考える良い機会ができるとも言えるでしょう。
このように重要なページだけ引き継ぐようにしていくと、バレットジャーナルは「自分にとって重要なもの」だけが詰まったものになっていきます。それはすなわち「とことん自分仕様の手帳」に育っているということであり、それだけ愛着もわいてくることでしょう。
そういう意味で、バレットジャーナルは「育てる手帳」なのかもしれませんね。
今日のあとがき
というわけで、バレットジャーナルのコレクションページにまつわるお話でした!
今までバレットジャーナルの話はちょいちょい書いてきたものの、あまり具体的な話をしてこなかった気がするなと思いまして。せっかくなので私個人はどうしているかについて語ってみることにしました。
だって「ひらくPCバッグ」についても個人的な活用法について語ったことありましたからね。具体例を示すのは有用かなと思いまして。まあ、私の場合は少々マニアックすぎるかもしれませんけどね。
とはいえ、実は最近ちょっとバレットジャーナルからは離れ気味で。というのも、とあるツールに妙にのめりこんでしまったからなんです。Slackっていうんですけどね。本来複数人で使うこれを、ひとりで使うというね。
というわけで今度はSlackの話をしていけたらなと思っていたりします。例によって予定は未定、いつ仕上がるかは甚だ謎ですが。
これからまったりと書いていこうと思っています。もしかしたらバレットジャーナルともかかわる話になるかもしれませんね。ならないかもですけれど。
それでは、今回はこのあたりで。
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