観劇のお供に「たすくま」を。観劇クラスタ的「たすくまのここが便利」を挙げてみる
2019/12/05
この記事を読むのに必要な時間は約 10 分 43 秒です。
どうも、実は半年ちょっと前からTaskChute Cloudをやめてたすくまに戻ってきている怜香@Ray_mnzkです。
TaskChute Cloudも便利に使ってはいたのですが、使い込むほど不便な点が目につくようになったこと、また時々発生するサーバー落ちに辟易したこともあって、たすくまに戻すことにしたんですよね。
そうしたら、今度は「(TaskChute Cloudと比較した時の)たすくまのいいところ」が見えてきまして。
たすくまの良さは既に多くの方々が語っているところですが、せっかくなので観劇が趣味という身ならではの視点から語ってみたくなりました。どうせなら、私だからこそ見えるものを語りたいじゃないですか。
そんなわけで今回は、観劇クラスタの視点から、「TaskChute Cloud」よりも「たすくま」の方が便利だと感じる点を挙げてみようと思います。
※たすくま・TaskChute Cloudはこちらからどうぞ!
Taskuma –TaskChute for iPhone
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
目次
その1:未来日時でタスク終了&開始ができる
開演直前にスマホを操作することはほぼ不可能
ひとつは、未来日時でのタスク終了&開始が可能であること。
これは観劇タスクの開始時刻を開演時刻に設定している時に役立ちます。
というのも、観劇時は開演数分前にはスマホの電源を切り、カバンにしまう必要があるからです。
そうなると、開演時刻の時点ではスマホを触れないんですよね。開演時刻ちょうどに観劇タスクを開始させることができないのです。
特に開演時刻がセクション開始時刻と一致する場合、開演数分前に観劇タスクを開始させてしまうと、ひとつ前のセクションが(数時間に及ぶ)観劇タスクにより大幅に溢れてしまうことになります。
たすくまなら観劇タスクを開演時刻にあわせて開始させられる
ですが、たすくまを使えばこの事態は回避できます。
たすくまでは、タスク開始・終了時刻に未来日時を設定することができます。つまり、開演時刻を待たずして、開演時刻付で観劇タスクを開始できるのです。
TaskChute Cloudは未来日時でのタスク開始・終了ができないので(実績時間がおかしくなる)、開演時刻ちょうどに観劇タスクを開始できず、困っていました。あえて観劇タスクを開始させず、幕間になってから遡って開始させるなどの方法で対処していましたね。
実際の終演時刻を正確に把握できるようになる
観劇タスク開始時刻を開演時刻に揃えておくとどういうメリットがあるかというと、終演予定時刻と実際の終演時刻との差が分かるんですよね。その差こそ、カーテンコールなどにかかった時間ですから。
初日や千秋楽には通常より長いカーテンコールが行われることが多いため、終演時刻がずれ込みがちです。どれだけ遅くなったかの記録を取っておけば、以後別の公演を観る時も「初日や千秋楽はどれぐらい時間がずれ込むか」の予測を立てることができるようになります。
特に遠方の劇場で観劇する場合、帰りの交通手段を考える一助ともなるわけです。
その2:オフラインでも使える
客席では圏外になってしまう劇場がある
それから、オフライン状態でも問題なく利用可能であること。
これは一部の劇場で観劇する際に大変役に立っています。
というのも、劇場によっては客席内では圏外になるように設定されていることがあるんです。上演中に携帯電話が鳴ったり、携帯電話の電波が劇場内の機器や舞台装置に影響を及ぼしたりしないようにするためですね。
でも客席内では圏外になってしまうというのは、観客からしたら不便です。上演中ならともかく、携帯電話を使用しても問題ない開演前や幕間でさえも圏外になってしまうので。
圏外になってしまう客席でもたすくまなら操作ができる
こういう場合、TaskChute Cloudだとオフライン利用が出来ないため、まったく利用できなくなってしまいます。観劇タスクの開始はおろか、そもそもアクセスすることすら出来なくなってしまうんですよね。
ロビーに出る等すれば利用は可能ですが、開演までの時間を過ごすことになる客席でタスクシュートができないとなると、終演後の予定を再確認するなども出来なくなってしまい大変不便になります。
でもたすくまならば、オフラインでも利用可能です(そもそも通常の操作においてインターネット接続を必要としていません)。客席が圏外になっていようが、問題なくタスク終了&開始などができるわけです。
その3:開演時刻に間に合うかどうかがわかる
たすくまならタスク開始予定時刻に間に合うかが一目瞭然
たすくまでは、タスクの開始予定時刻を設定しておくと、そのタスクが実際に開始予定時刻までに開始できるかどうかが分かるようになっています。間に合うなら青字、間に合わないなら赤字で表示されるので、一目瞭然なんですよね。
TaskChute Cloudでもタスク開始予定時刻は設定できますが、開始予定時刻に間に合うか否かで文字色が変わるなどの目立った変化はないので、一目見て間に合うかどうかの判断をする上では少しわかりにくいです。
観劇前に色々と用事を済ませたい時に便利
観劇前には幕間のお弁当や飲み物を調達したり、公演プログラムやグッズを買ったりするなど、意外とやることが多くなりがちです。また、昼頃や夕方以降の公演だと、別の予定を終えてから観劇に向かうということもあります。
そういった場合に、今考えている予定通りに行動したら開演時刻に間に合うのか、それとも間に合わないのかがはっきりわかります。観劇前の予定の調整がしやすくなるんですよね。
その4:タスクに集計用のタグ付けができる
タグを使って観劇回数の集計ができる
たすくまを使う上で一番使いどころが釈然としないと言われがちな「タグ」機能ですが、観劇クラスタ的にはこれが意外と使えます。
というのも、観劇タスクに「劇団名」「(宝塚の場合)組名」「出演者名」などのタグをつけておくことで、あとで劇団ごと・組ごと・出演者ごとにどれだけ観劇したかを集計することができるからです。
年末の観劇回数振り返りに役立つ
観劇クラスタの人は、一年の終わりに「何をどれだけ観たか」を振り返ることがよくあります(その結果をツイートすることも多いです)。「今年はこの劇団の公演をよく観に行った」とか、「推しの公演には何回行った」とか、そういうのを振り返るのです。
たすくまで観劇タスクごとにタグをつけておくようにすると、「タグ」タブで該当のタグを選択するだけで、そのタグのついた観劇タスクがいくつあったかを簡単に振り返ることができるようになります。どの公演をどれだけ観たかや、推しの出演公演を何回観に行ったかなどががすぐにわかるのです。
観劇クラスタ的にはむしろたすくまの方が使いやすい!
観劇時のタスクシュートを助ける機能がたすくまにはある
以上のように、観劇クラスタがタスクシュートを行う上で扱いやすくなる機能が、たすくまには備わっているんですよね。
特に未来日付でのタスク開始終了と、オフラインでの使用が可能になっているのは非常に助かります。これらのおかげで、どんな劇場でも観劇時につつがなくタスクシュートができるわけですから。
正直、この二つの機能がないからTaskChute Cloudの利用をやめた、とも言えます(サーバー落ちの多さと対応の遅さもありましたけれどね)。
特にオフライン使用不可なせいで一部劇場でタスクシュートが全くできなくなったのは痛かったですね。オフラインでも使えるたすくまの有難さを身に染みて感じたと言っても過言ではありません。
クラウド化されていないことがたすくまの弱点
たすくまの弱点はクラウド化されていないことなんですが、これは今の私にとっては大きな問題にはなっていませんでした。
とはいえ、人によっては「クラウド化されているかどうか」は大きなポイントになってくると思います。実際かつてTaskChute Cloudに乗り換えた時は「PCでもスマホでも使いたい」という思いが強かったですから。
一番望ましいのはたすくまがクラウド化することなんですけれど、なんでされていないんでしょうね?(クラウド化されなかったからこそTaskChute Cloudが生まれたわけですが)
観劇のお供にたすくまを!
たすくまは本来タスクシュートを行うためのものなので、仕事や日常生活を送る上でのタスク管理として使う場合がほとんどでしょう。「観劇をタスク化してどうするのか?」という疑問もわくかもしれません。
しかし、タスク化するからこそ、観劇前後にどれぐらい時間を取れるかが分かりますし、観劇回数の記録なども自動的に取っておけます。観劇タスク終了時に表示される瞬次レビュー画面に感想をメモしておくこともできますしね。
日常生活や仕事だけでなく、観劇ライフにも一役買ってくれるたすくま。タスクシュートに興味のある方は是非使ってみてくださいね!
今日のあとがき
というわけで、久々にたすくまのお話でした!
TaskChute Cloudに乗り換えた頃は、もうたすくまに戻ることはないだろうなと思っていたんですけどね。色々思うところが積もり積もって、たすくまに戻す決断をしました。
それから半年少々経ちましたが、TaskChute Cloudより使いやすいなと感じているところです。クラウド化されていなくても気にならなくなったのは自分でも意外でしたが。
恐らく自分の中の需要が変わったんでしょうね。オンラインゲームやらなくなりましたしね。
やっぱり観劇を趣味にしている以上、観劇する時にもタスクシュートをやりやすいというのは重要です。そこをたすくまは満たしていてくれたので、再び愛用できているんだろうなと。
私は当分たすくまでタスクシュートすることになりそうですが、せっかくTaskChute Cloudもあるんですし、ニーズに合わせて選べばいいかなと思います!
それでは、今日はこのあたりで。
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Comment
https://twitter.com/taskuma_info/status/1137984339948367873
わあ!教えてくださっていたのに全然気づかなくてごめんなさい……!!
元よりそういう仕様だったのですね、納得です。
的確なご指摘ありがとうございました!