わけあってWorkflowy Proアカウントに移行してみたのでPro版での機能など紹介してみます
この記事を読むのに必要な時間は約 11 分 13 秒です。
どうも、まだ8月始まったばかりだというのにWorkflowyの月間トピック数上限が怖いとか言っている怜香@Ray_mnzkです。
最近はありとあらゆることをWorkflowyに書き残していますから、トピックの消費量がすごいことになっているのです。上限なんていくら引き上げても足りないよ!(笑)
そんな私が、あるきっかけがあってさくっとProアカウントにアップグレードしたので、Workflowy Proアカウントのことなどをまとめてみました。Proアカウント移行を考えておられる方など、少しでも参考になりましたら幸いです!
WorkFlowy
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
目次
Workflowy Proアカウントにアップグレードした
実は先月あたりから、「そろそろProアカウントにしないとダメかな……」と思い始めておりました。
理由は至極単純で、Workflowy専用ブラウザを作って以来がっつり使い込むようになって、トピック消費量が段違いに増えたからです。
無料アカウントだと上限が厳しくなってきた
8/6現在で、私のWorkflowyの一ヶ月あたりのトピック数上限は2000になっていました(招待URLから登録してくださった方々ありがとうございます!)。
ただメモやチェックリストに使う程度のライトな使い方なら、これだけあれば使い切ることはまずないでしょう。
しかし私は前述した通りWorkflowyを様々な用途にがっつり使い込むようになったため、この2000というトピック数でも物足りなく感じてきてしまっていました。今月分も今日(8/6)時点で400トピック消費しています。これでは今月分は足りなくなるに違いありません。
そんなわけで、そろそろProアカウントに移行しようかと考えていたところでした。
Workflowy Proアカウント無料セールをやっていたので活用することに
そんな中、まさに渡りに船といったタイミングで、ある情報が飛び込んできました。
AppSumoというWebサービスの特売サイトでWorkFlowyProが一年分無料!→ http://t.co/t84ik3S3Zy
大盤振る舞い。
— あき (@akio6o6) 2015, 8月 6
このWorkflowy Proアカウント、本来は年払いだと49ドルかかります(月払いだと4.99ドル)。それを1年分無料で提供するというのです!
いくらなんでも「まさかな」と思いました。しかし、前述した通り私はProアカウントへの移行を考えていたところです。いい機会だな、とも感じました。
今回のProアカウント一年間の無料提供キャンペーンは、「App Sumo」という海外サイトで取り扱われていました。
[FREEBIE ALERT] $49 tool used by the CEO of Slack |
このキャンペーンは期間限定のようなのですが、いつまでなのかは明記されていません(そのため、ご覧頂いている時点では既に終了している可能性がありますのでご了承ください)。
ただ、登録途中に「この作業は9/1までに行うように」と思われる趣旨の文章がありましたので、長くても8月いっぱいなのかもしれません。憶測にすぎませんが。
登録の際、クレジットカードなどの情報は一切不要です。メールアドレスさえあればOK。
登録が完了すると、右上のボタンから入ることができるSetting画面に「Free Workflowy Pro Account」と表示されるようになります。
この表記を見る限りでは、確かに課金は発生していないようです。
なお、既にWorkflowyにログインしている場合は、一旦ブラウザ側で再読込することでProアカウントが適用されます。
(ちなみに再読込前は無料アカウント状態のままで、上限が100万トピック表記になっていました。あいにくスクショは撮り忘れてしまいましたが……)
Proアカウントにすると出来るようになること
というわけで、晴れてWorkflowyをProアカウントにすることができました。
ここからは、Proアカウントで新たに出来るようになることを、簡単にご紹介致します。
一ヶ月のトピック上限が無くなる
もうこれが一番の利点ですね。一ヶ月のトピック上限がなくなります。好きなだけトピックを使いまくれます!
このためだけにProアカウントにする人も多いと思われます。私もProアカウントにしたかった一番の理由はこれです。
無料アカウントでも招待URLから新規登録してもらうことで250トピックずつ上限を引き上げることができますが、がっつり使い込むようになるとこれでは追いつかなくなるのが現状です。
特定のWorkflowyアカウントに対してトピックを共有できる
Proアカウントになると、今まで無料アカウントで使えていた共有機能に加えて、もう一つ新しい共有機能を使えるようになります。
どんな共有機能かというと……共有したい相手のアカウントを指定してのトピック共有です!
トピック先頭の「●」にカーソルを合わせて出てくるメニューから、「Share」を選択します。そこから下側の項目を選ぶと、共有したい相手のアカウント(ログインに使われているメールアドレス)を指定することができるようになります。
この形で共有された場合は、共有URLにアクセスしても、Workflowyアカウントにログインしなければ閲覧することができません。
無料アカウントでのトピック共有は、共有URLにアクセスすれば誰でも見ることができます。ここが一番大きな相違点ですね。
Pro版の共有機能を使えば、特定の相手にだけ見せたり編集しあったりできるトピックを作ることができますよ!家族間での連絡事項のやりとりや、打ち合わせの議事録の共有などに使えそうです。
Dropboxに自動バックアップできる
これは右上のボタンから入るSetting画面で、「Auto-backup my WorkFlowy to Dropbox」にチェックを入れることで実行されるようになります。もちろんDropboxへの接続が必要になりますが。
この設定をすると、毎日1回ずつバックアップされるようなるそうです。無料アカウントではバックアップ機能がなかったので、万が一の際には役に立ちそうです。
ただ、古いバックアップは自動では削除されず、溜まる一方になるとのこと。Dropboxの容量が気になる場合は、手動で過去分を削除する必要があるのでご注意くださいね。
PC版での背景を変えられる
Proアカウントにすると、背景が木目調に変わります。無料アカウントでは白背景ですから、かなり印象が変わります。
実はProアカウントでは、無料アカウントと同じ背景以外に、6種類の背景が用意されています。木目調、金属風、黒背景などなど。
もちろん、引き続き無料アカウントと同じものを使うこともできますので、お好みでどうぞ。
フォントを変更できる
また、Proアカウントでは、フォントを変更することもできます。
ですが、用意されているのは英字フォントのみ。日本語フォントは特に変更されないので、あまり使うことはないかなと思います。
ちなみに、タイプライター風のフォントがありましたよ。これは好まれる方がおられるかもしれませんね。
優先的なサポートが受けられる
これについてはまだサポートのお世話になったことがないので、正直なんとも言えないのですが……
あくまで想像ではありますが、Evernoteでプレミアムアカウントにすると問い合わせ時に迅速な返信がもらえるというサポートに近いものではないかなと考えています。
さらに詳しい説明はこちら
以上、ざっくりとProアカウントで出来るようになることをご紹介致しました。
もし「Proアカウントについてもっと知りたい」「無料アカウントとはどういう違いがあるのか詳しく知りたい」という方がおられましたら、以下の記事がとても参考になりますので、是非ご覧くださいませ。例によって彩郎さんの記事でございます。
WorkFlowy Proの説明 |
これで上限を気にせず好きなだけ使える!新しい共有機能も試してみたい!
というわけで、よい機会だったのでWorkflowy Proについてお話ししてみました。いつかPro版にしたら記事にしようと思っていたのですが、まさかこんなに早くやることになるとは……(笑)
やはり上限を気にしなくていいのはストレスフリーで良い
一ヶ月に使えるトピック数が無制限になったことで、安心していろいろな用途に使うことができるようになりました。
上限が迫ってくると、どうしてもトピックを節約しようとしてしまいがちです。そうなると、本当は書きたかったことを書けずじまいになってしまう可能性があります。それはやはりもったいない!
Pro版ならもちろんトピックの節約は必要ありません。いくら書いても大丈夫というのは本当に快適です!
よく使うトピックだけを自分のサブアカウントに共有する方法を試したい
そして、せっかくProアカウントにしたので、試してみたいことがあります。
こちらの記事で紹介されている方法です!
WorkFlowy Proの共有機能で、スマーフォン用サブアカウントに「flow」トピックを共有する |
これは、主にスマホで見る用に新たなWorkflowyアカウントを作り、そこに必要なトピックだけを共有させてスマホで閲覧する、というもの。今後トピック数が増大した時に、それが原因でiPhoneでの読み込みに時間がかかってしまうのを防ぐことができます。
Evernoteでいうなら、「よく使うノートブックだけをサブアカウントに共有させて、スマホではサブアカウントのほうを使う」という活用法と似たようなものかな、と今のところは捉えています。試してみたいです!
今日のあとがき
というわけで、ついにWorkflowyをProアカウントにできました!
なんだかんだで念願だったんですよね。やっぱり上限気にするのは面倒だもの。でもProアカウントは値段高いしなぁ……と躊躇っていたのですが、今回のキャンペーンに背中を押されました。ありがとうございました!
(それはそうと、Proアカウント時に招待URLから新規登録者した人がいた場合、無料アカウントに戻した時に行数が増えていたりするのかしら……?
今や思い浮かんだことは片っ端からWorkflowyに入れないと気が済まなくなるほどになってきています。これからもがっつりWorkflowy使っていきたいです!
それでは、今回はこのあたりで。
関連記事
-
CSSのお試し・勉強に!ブラウザ上でCSSを扱える「CSS Desk」
ブラウザ上でCSSを試すことができるWebツール「CSS Desk」。登録・ログイン不要ですぐさま使え、記述したCSSがリアルタイムでプレビューできる便利さをもったこのツールをご紹介する。
-
Workflowy Proの「特定アカウントへの共有」を活用すると、スマホからのWorkflowyがもっと使いやすくなるよ!
有料プランであるWorkflowy Proには、通常の共有機能のほかに、特定の相手を指定してトピックを共有する機能が備わっている。この機能を使って自分のサブアカウントにトピックを共有することで、スマホからもWorkflowyを快適に使うことができるようになる。今回はその方法について解説する。
-
iOS9にしたiPadではブラウザ版Workflowyが使いにくい。けれど新機能を使えばWorkflowyがさらに便利になる!
先日、iPhone6sの発売に先駆け、iOS9がインストールできるようになった。このiOS9では、ブラウザからWorkflowyにアクセスした際に少々問題ある挙動をしてしまうようになっている。また、iPadでのiOS9に実装された新機能「Slide Over」「Split View」機能を使ったWorkflowy活用法も提案することにする。
-
個人的タスク管理三種の神器を紹介してみる(1)クラウドアウトライナー編
現在、私はタスク管理に3つのツールを併用している。それらを用いてどうタスク管理を行っているかを、これから全3回にわたって解説していくことにする。今回はその第1回、クラウドアウトライナーを活用したタスク管理についてお話しする。
-
タスク細分化が簡単になる!Workflowyで作ったタスクリストをTodoistのプロジェクトテンプレートにできるブックマークレットが来たよ!
Todoistでのタスクの階層化作業は、インデントが若干やりづらかったりと、面倒に思えてしまうことがある。しかし、Workflowyなら簡単だ。ならばWorkflowyでタスクリストを作り、Todoistに渡したらいいではないか……そんな願望を叶えるブックマークレットが登場したので、早速ご紹介する。
-
TaskChute Cloudを2ヶ月近く使って感じた、たすくまよりも気に入ったポイント
PCでもスマホでも、端末やOSを問わず「いつでもどこでもタスクシュートができる」Webツール、「TaskChute Cloud」。リリース時から使い始めて2ヶ月ほどが経過したので、それまでに使っていた「たすくま」と比較して気に入っているポイントをご紹介する。
-
WorkflowyからiPhoneを使ってTodoist・たすくまにタスク転記できるブックマークレットが来たよ!
クラウドアウトライナーであるWorkflowyは、タスク管理にも使うことができる。しかし、リマインダー設定やタスクシュートのためにTodoistやたすくまと併用する場合は、Workflowyからタスクを手作業で転記する必要があった。
ところがこの度、この転記の手間を省いているブックマークレットが登場した。ここではその使い方や注意点を中心に紹介・解説していくことにする。
-
いつもと一味違うアイキャッチを作ってみない?PC・スマホ・ブラウザで使える画像加工アプリ「Fotor」が便利!
PC・スマホのみならず、ブラウザでも使える画像加工アプリ「Fotor」。今回は特に豊富な設定が可能な「文字挿入機能」を中心に紹介してみることにする。(※この記事はFotorご担当者さまより依頼をいただいて執筆したものです)
-
Workflowyで記事構成を決めてから書くようにしたらさらに文章量が増えた話
私の書くブログ記事は、とにかく長い。だから少しでも短くして読みやすいものにしたい。……そんな願望から取り組んでみた、Workflowyで練った記事構成をするぷろXに反映させて書くという記事執筆方法。しかし、思わぬ結果が生まれることに。そこから考えた、ブログ記事の長さにまつわるお話。
-
私の「日付トピック」の使い方。タスクもライフログも全部放り込む「今日のInbox」。
Workflowyは、きわめて自由度の高いクラウドアウトライナーである。工夫次第で様々な用途に活用できるのが魅力の一つだ。今回は、一日ごとにその日思いついた物事を書き込んでいく「日付トピック」について、私なりの使い方をご紹介する。