Luminous Tale.

過去よりも未来よりも「現在」を幸せに生きるために。今ここにある日常を輝かせるための“魔法”をお届け。旧「月光の狭間」。

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花組「カリスタの海に抱かれて」「宝塚幻想曲」初日観劇してきました!

      2015/05/08

この記事の所要時間: 1217

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祝!花組大劇場公演初日!
というわけで本日初日を迎えた花組大劇場公演「カリスタの海に抱かれて」「宝塚幻想曲」初日を観劇して参りました!
いやー、待ちに待った花組公演。今回からかのちゃん(花乃まりあさん)がトップ娘役となり、月組からちなつさん(鳳月杏さん)・星組からみれいちゃん(城妃美伶さん)が組替えで加入し、改めて新生花組のスタートとなりました。
トップスターとして2作目の大劇場公演を迎えるみり様(明日海りおさん)を支えるメンバーとしてキキちゃん(芹香斗亜さん)・れいちゃん(柚香光さん)の名が挙がるようになり、一気に若い組となった花組。これまで花組はいわゆる「路線」を上級生が固めることが多かったので、とても新鮮な感じです。下級生好きの私からしたらこの上なく喜ばしいことですが!

さて、今日は初日。明日から土日ということで観劇なさる方も多いかなと思いますので、今日はまずお芝居・ショーそれぞれで場面や見どころを中心に語ることに致しましょう。
主だったジェンヌさんごとに見どころを語るのが私の感想書きの手法ではあるのですが、それやってるととてもじゃないけどひとつの記事では収まらないのでww今日は速報的な感じで書こうと思います。
以下、ネタバレ含みますのでご注意くださいませ。

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「カリスタの海に抱かれて」愛と復讐と野望が交錯するラブストーリー!

まずはお芝居「カリスタの海に抱かれて」から!

いきなり昼ドラを思わせるような見出しを書きましたが、実は全然ドロドロした話ではありません。三角関係はあるけどね!
ざざっとストーリーを語っておきますね。


時はフランス革命期、カリスタという地中海のフランス領の島が舞台です。名前がコルシカにちょっと似ていますが、別の島という設定。
かつて島の英雄アルゴ(高翔みず希さん)が独立を図ったが果たせず処刑された時、同じ日に生を受けた二人の男、カルロ(明日海りおさん)とロベルト(芹香斗亜さん)。二人は無二の親友として暮らすが、ある日カルロは両親に連れられフランスへと旅立ってしまう……
20年後、フランス軍の司令官として、副官ベルトラン(鳳月杏さん)と共にカリスタにやってくるカルロ。着任歓迎の宴の途中で、彼は突然ある男に襲われる。襲ったのは、幼き日を共にした、今やカリスタ島独立を目指す島民たちのリーダーとなったロベルトだった。
ロベルトに会うべく単身その拠点を訪れるカルロ。信頼を得るために武器の横流しを提案。しかし信用されず殺されかかるが、ロベルトの許嫁アリシア(花乃まりあさん)が助け舟を出し事なきを得る。
そのことが縁で惹かれあうカルロとアリシア。一方ロベルトは許嫁のアリシアを愛していたが、当のアリシアには全く相手にされないのであった。
その後、フランス本土ではフランス革命が勃発。若きナポレオン(柚香光さん)はいずれフランスを我が物にすると野心を燃やす。そんなナポレオンの元をカルロが訪ね、カリスタの独立を要請。コルシカ出身のナポレオンはカルロの境遇に共感し、上層部に口を利くことを承諾する。
一方カルロがカリスタを離れている間、アリシアがカルロを愛していることを知ったロベルトは「カルロに裏切られた」と怒りを露わにする。そんなロベルトに、アリシアの兄セルジオ(瀬戸かずやさん)は恋敵であるカルロの殺害を唆す。
やがてカルロは帰還するが、武器の横流しをしていたことが露見し、逮捕され処刑が決まってしまう。カルロの救出を求めるアリシアをよそに、ロベルトは蜂起を決めるが……


っと、こんな感じです。結構最後らへんまで語ってみた。これでも話の本筋しか追ってません、大事なところは結構抜いてありますw
ちなみに見出しに書いた「愛」はカルロを、「復讐」はロベルトを、「野望」はナポレオンを表しています。この三人が、ストーリーの根幹を担います。

みり様のカルロキキちゃんのロベルトは、かつて心を通わせた親友であり、立場が変わって敵同士ともなりかねない関係にありながら、それでも心の奥底では互いを大切に思っているという友情関係です。傍から見れば仲良くなさそうに見えるんですが、お互いが相手のことを思う言動をしているのは随所で見られるんですよね。
ただ、アリシア&セルジオの兄妹がいちいち引っ掻き回しているんですよねwwアリシアはロベルトの許嫁でありながらカルロを愛してしまうし、セルジオはカルロが大っ嫌いで亡き者にしようとばかり考えていますしww悪い意味で振り回されっぱなしのロベルトの苦悩が半端ないです。
今回みり様はアリシアへの愛とカリスタの平和を願う「白い」役キキちゃんは自分たちの苦しみの元凶であるフランスへの復讐に燃える「黒い」役で、ここ最近の役とはまた違ったキャラクターの役。特にキキちゃんは花組では初となる黒い役!ああ見えてキキちゃんは黒い役が超絶似合うので、「待ってました!」という感じです。こういうのが見たかった!

かのちゃんのアリシアは情熱的かつ可愛い!知的さと純粋さを兼ね備えた女性です。気が強く男勝りなところがかのちゃんの大人びた雰囲気とよく合っているなと思います。
そしてれいちゃん!まだ皇帝になる前の若き日のナポレオン。人前では快活でユーモアある姿を見せながら、裏ではフランス掌握への野心を燃やす二面性を持った人物です。れいちゃんの持つ「陽」の一面と「陰」の一面を同時に味わえる、ファンにはたまらない役どころかなと思います。ただし、登場場面は少なく、最初の登場は客席からなので注意が必要です。ちなみに高笑いが初心で可愛いです(笑)

あと特筆すべきはあきらさんちなつさんでしょうか。
あきらさんのセルジオは、アリシアの兄であり、フランスへの復讐を一心に思い続けている男。何がいいって、超荒々しいのです!こんなあきらさん見たことない!花組でも一二を争うイケメンがあんなに荒々しい姿を露わにしていたら……ええ、惚れますね。
そしてちなつさん。カルロ(シャルル)の副官ベルトランとして最後まで側近く仕える忠実な部下です。誠実さ溢れる好青年、恋には奥手なところも好印象ですね!新公ではこの役をれいちゃんが演じるため、カルロ役のまいてぃ(水美舞斗さん)との同期絡みが期待できます。ええ、大いに!

ひとまずメインキャストとしてはこの辺りでしょうか。
結構殺伐そうな話に見えて、ラストは予想外のオチになっていたりするので面白いです。最近頻発しているフランス革命ネタでありながら、革命というよりは独立運動に重きが置かれているため、「フランス革命の話」という印象は薄いかなと思います。
久々のオリジナル作品ということで、確かに主要メンバーひとりひとりに宛書感があります。個人的にはキキちゃんとれいちゃんが特に宛書かなと。実は白い役よりも底なしの黒さを見せる役のほうが似合うキキちゃんに、純白の明るさと漆黒の鋭さ妖しさを併せ持つれいちゃん……まさに、ロベルトとナポレオンはぴったりです。そしてあの超イケメンあきらさんに荒々しい男を充てたのもうまいなと……!
主要メンバー以外の役が少なくモブが多いのが残念ではありますが、話も分かりやすいですし、楽しみやすい作品だと思いますよ!

「宝塚幻想曲」四季を巡る、超ハイパー和洋折衷ショー!

夏の台湾公演でも披露される、ショー「宝塚幻想曲」
春に始まり、夏・秋・冬と巡って再び春を迎える、そんな四季の移り変わりを織り込んだショーです。
……が、実際は和と洋が見事に融合した、超ハイパー和洋折衷ショーですww

プロローグ。春。
白を基調に、男役は水色、娘役はピンクを配したシンプルかつ爽やかなお衣装。
とにかく出入りが激しく移動も多いため、お目当ての人を見つけるのにものすごく苦労しますww下級生ファンは特に大変かと思いますこれ。なにせ常に最前列に居るはずのキキちゃんれいちゃんまで危うく見失いかけましたから!orz
最後全員が羽扇を持ち、みんなで大きな翼を作り上げ、その中心にみり様が立ちます。圧巻。

続いての場面。夏。
ここはあきらさん・ちなつさん・まいてぃの三人が担っています!まいてぃは場面を担うのは初めてとなりますね。喜ばしい!
三人は旅人として波間を旅します。途中、きらり様(華耀きらりさん)をはじめとする波の女達に出会い、翻弄され……
しかしまあ、この三人組の可愛いこと!ちなつさんもすっかり馴染んでいて、仲良し三兄弟って感じがして微笑ましいです!

次。摩天楼の場面。夏。
金色に輝くスーツを纏ったちょっと悪系みり様を筆頭とするダンスナンバー!全員スーツで踊りまくるので、花男の本気を存分に味わえます。ジャケ芸の多いこと多いこと!!
ちなみに私はここでれいちゃんのジャケ芸のあざとさに心酔しました。はい。(笑)

続いてバスケの場面。夏……らしい。
キキちゃんがヘタレなバスケ部男子「アオイハナ」として現れます!本当にヘタレです。好きな女子「タカネノハナ」みれいちゃんに告白するも、みれいちゃんは「シュート決めたら考えてあげる」と一蹴。この時のキキちゃんのズッコケ方が新喜劇。(笑)
試合の相手として現れたのは、「強敵」れいちゃん
知る人が見れば「どう見てもれいちゃんの完全勝利」にしか思えない構図。しかしまよちゃんやまいてぃといった仲間たちの助けもありwなんとかシュートを決めるキキちゃん。しかしみれいちゃんの反応は……!?
……という、稲葉先生ショーお決まりの「ネタ場面」です。ここは後々アドリブも入りそうですし、全力で楽しむところかと!

中詰。秋。
ここは見事なまでの和洋折衷!圧巻の中詰です。
いきなりアジアンビューティかのちゃんが登場、下級生を引き連れて歌う姿が格好いい!
そしてまさかのみり様花魁!!娘役が歌うような高さのキーで歌います。みり様の音域の広さに感服……!
そこからあきらさんちなつさん&娘役・まよちゃん&娘役・れいちゃんキキちゃんと歌い継ぎ。本舞台奥では和太鼓の力強い音。和と洋の見事な融合に昂ります!
華やかさと斬新さのある、このショー一番の見どころともいえる中詰です!

次。嵐の場面。冬。
この場面を担うのは、今や花組最強のダンサーと言っても過言ではない、れいちゃん
れいちゃんはショーでは今まで数多くの場面で重要な役どころを担ってきましたが、場面を率いる立場は初めてです。
れいちゃん嵐の化身「黒影」として、愛など知らない影たちと共に踊っています。が、そこに現れた純白の少女、かのちゃんを誘惑しようとしたのがきっかけで愛を知り、歯車が狂い始める……
専科の美穂圭子さんの朗々たる歌声と共に綴られる、美しくも切ない踊り絵巻。れいちゃんの圧倒的なダンスの表現力、そしてかのちゃんの芝居心溢れる表現力。あまりの美しさに息を呑みました……。個人的に最も好きな場面です。

続いて風の花。冬……いや、もう春に入るのかな?
ここは優しくもあたたかい、全員での総踊り!ショーではお決まりの場面ともいえます。
みり様が本当に優しげで、そんなみり様を見つめる花組子みんなの視線がまた優しくて、心温まる場面です。

そしてフィナーレ。春に戻ります。
キキちゃんのソロからラインダンスが始まり、そこからみり様センターで娘役・男役と大階段群舞が続きます。
ここの振付がKAZUMI-BOY先生ということで、フォーメーションがめちゃくちゃ斬新!大階段は規則正しく下りるものではないんですね!
振付もまた激しくて格好いい!そして長い!ずっと踊り続けています。「ダンスの花組」と言われるほどダンスを得意とする花組子たちの群舞をこんなにも長く見られるなんて最高です。
ラストのみり様・かのちゃんデュエットダンスは、東日本大震災復興テーマソング「花は咲く」のメロディーに乗せて。ここのかのちゃんの衣装が超絶美麗ですので必見!!

最後はパレード!
エトワールのくみちゃん(芽吹幸奈さん)に始まり、あきらさんれいちゃんキキちゃんかのちゃんみり様の順でセンター下りしてきます。途中美穂さんも歌なしでセンター下りします。
ここでれいちゃんは他のみんなとは違うキラキラの総スパン衣装で登場!羽根こそ身につけていませんでしたが、3番手であることを表すその姿に感涙。95期初の3番手だよ……!
と思ったらキキちゃん大きな2番手羽根を背負って下りてきた……!今回から2番手になることは分かっていましたが、まさか大羽根まで背負ってくるとは……!花組にやってきて3年、ついにここまできたんだと再び感涙……。
キキちゃんとれいちゃんが大好きな私としては感激に胸が震えるパレードでございました!

……っと、全場面を手短に説明してみたつもりなのですが、どえらく長くなりましたね……orz
とにかく楽しいショーなので、非常にオススメです!主題歌が覚えやすいのがいいですね。きっと観ればリピりたくなるはず!

花組が理想の組になったと実感した初日でした

今回からキキちゃんが正式に2番手となり、3番手にはれいちゃんが最有力と目されていた中で迎えた今日の初日。
れいちゃん大好きな私としては、まだ新公卒業していないれいちゃんにとっては大変な重責であろうと思いながらも、れいちゃんの3番手を強く望んでいたのです。それが実現したことが、今日はっきりと分かりました。嬉しいです、本当に。

これまで花組は、長らく上級生が「番手」を担ってきた組でした。若手はなかなか大きな役をもらえなかったのです。それが3年前のキキちゃん組替えを機に少しずつ変わっていき、上級生たちの卒業や組替えも相まって、ついに若手が番手を担う組へと変貌を遂げたのです。
今の花組は、他のどの組よりも「若い」組です。トップのみり様は89期(研13)、2番手キキちゃんは93期(研9)、3番手れいちゃんは95期(研7)。トップが若い場合は2番手ないし3番手にトップよりも上級生が入ることがほとんどなのですが、今の花組はそうじゃない。とことん「若い」のです。

若手が好きな私にとって、この体制は非常に好ましいことです。そして、みり様・かのちゃん・キキちゃん・れいちゃん、その全員を好きになっている今、花組はまさに「理想郷」なのです。
改めて、これからもずっと花組を応援していこうと心に決めた初日でした。

今日のあとがき

というわけですっかり長くなってきましたが、初日の感想書いてみました!
今日観た人ならお分かりだと思うのですが、これだけ書いてもまだまだ書けていない部分がたくさんあるのです。だってお芝居の美穂さんの活躍ぶりも、カテコのみり様のゆるふわご挨拶のことも書けていない!orz
明日と明後日も観るので、明日はお芝居、明後日はショーについて詳しく感想書こうかなと思っています。今度は一人一人をしっかり掘り下げて書けたらいいな。

ではでは!明日も観劇楽しんで参ります!

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