Luminous Tale.

過去よりも未来よりも「現在」を幸せに生きるために。今ここにある日常を輝かせるための“魔法”をお届け。旧「月光の狭間」。

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花組梅芸&台湾公演「ベルサイユのばら」「宝塚幻想曲」詳細感想いきます!

   

この記事の所要時間: 198

どうも、2度目のベルばら幻想曲観劇してきました怜香@Ray_mnzkです。

大好きなれいちゃん(柚香光さん)が出ているおかげで、苦手のベルばらもこうしてリピートできているわけですが。あの駆け足展開もあまり気にならないのは、私が物語の構成よりも人物像に焦点を当てて観るタイプだからなのかもしれません。役者の熱演に引き込まれたらそれで満足できる派なのです。

さて、前回はベルばらの構成と幻想曲の変更点をまとめましたが、今回はいつもの感想……つまり生徒さんごとの感想を書き綴っていこうと思います。

例によってネタバレあり、メインキャストのみでお送りします。

とにかく長いので、目次からお目当てのところにジャンプしてお読みいただければと思います。

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「ベルサイユのばら」メインキャストを語ります!

まずはベルばらから。昨年中日劇場で上演されたベルばらと同じ「フェルゼンとマリー・アントワネット編」ですが、その時に出ていたメンバーはキキちゃん(芹香斗亜さん)を除き続投で同じ役だったように思います。

これから紹介するメインキャストを改めて確認しておきますね。

  • フェルゼン:明日海りおさん
  • マリー・アントワネット:花乃まりあさん
  • アンドレ:芹香斗亜さん
  • オスカル:柚香光さん
  • ベルナール:瀬戸かずやさん
  • ジェローデル:鳳真由さん

確かに脚本・構成には難がある部分が多いですが、それを気にならなくさせるほど皆さん熱演されておりますので、是非そちらにご注目を!

フェルゼン:明日海りおさん

昨年の中日劇場公演に引き続き、フェルゼン役で主演するみり様(明日海りおさん)。同じ役とはいえ、前回とは別物と言っていいぐらいに構成も場面も変わっています(特に前半)。昨年の中日劇場公演も観ている私ですが、また新たな気持ちでフェルゼンを観ることができました。

みり様のフェルゼンは、「自分だけが唯一王妃を幸せにすることができる」という確信と自信に溢れた人であるように感じました。逢引をしている時も、牢獄から救い出しに行く時も、「自分だけが王妃を救うことができる」と強く確信しているのが窺えます。だからこそ、メルシー伯爵に説教されても、一笑に付して言い返すことができるのでしょう。納得できます。

アンドレに対しオスカルへの別れの言葉を託す時でも、その言葉のひとつひとつに説得力があるのが、さすがみり様!と思いました。

最終的にアントワネットの死を食い止められなかったフェルゼン。アントワネットは死ぬ覚悟ができているのに、フェルゼンは彼女の死を拒絶する……あの瞬間、ずっと「王妃のため」として続けてきた行動の中に「自分のため」という欲が見えたな、と思いました。ベルばらで描かれる愛は「相手のため」という側面が強い中、時折こうして本人のエゴが垣間見えるのが興味深いですね。

個人的にフェルゼンの行動で一番ツッコミを入れたくなるのが、ジェローデルと共に王妃を救うべくフランスに向かう場面なのですが……みり様とまよちゃん(鳳真由さん)だと、「森林浴でまったりしてきたから」遅くなったように思えるのが面白いです。ここはフェルゼンとジェローデルの演者の個性が出ますね。

ちなみに馬車を飛ばすフェルゼンみり様を見て、「みり様も鞭似合うなぁ」なんて場違いな感想を抱いておりました(笑)

全体的に気高さと自信が溢れている、みり様のフェルゼン。ついていきたいと思える頼れるフェルゼンですよ!

マリー・アントワネット:花乃まりあさん

昨年の中日劇場公演ではロザリー役だった、かのちゃん(花乃まりあさん)。今回はトップ娘役として、アントワネット役を演じます!

かのちゃんのアントワネットの第一印象は、「誇り高さ」でした。王妃というか、女王としての気品に溢れているのです。かのちゃんのもつ大人びた雰囲気が、アントワネットをそう見せているように思えました。

そんなかのちゃんのアントワネットから感じたキーワードは、「孤独」「正義」です。

フェルゼンとの逢引場面で、フェルゼンの腕に抱かれるアントワネットを見た時、「この王妃はずっと孤独を抱えて生きていたんだな」と直感しました。王宮のどこにも居場所がなくて、フェルゼンだけが唯一「心を許してもよいと思える人」であると。王妃として気を張って生きていくことがつらくて、心休まる居場所を求めた結果の道ならぬ恋だったのだなと理解できました。

やがてフェルゼンと別れ王妃として・母としての使命に目覚めるわけですが……そこからのアントワネットが、まさに「正義」を体現しているように思えたのです。

最もそれを実感したのが、公安委員に子供達を奪われ、虐められる場面。口汚く王妃を罵り暴力を振るう公安委員たちが、「イヤな奴ら」を通り越して、もれなく「クズ」に見えるのです。ここは虐げられる王妃を通して公安委員たちの「悪」、そして「革命の闇」が垣間見える場面になるので、王妃が誇り高くあればあるほど引き立つんですよね。

そしてそこから立ち直り「見せてあげます、本当の王妃を」と歌い上げる、その言葉の説得力。最期の瞬間まで、王妃として、母として、強く誇らしく在り続けたアントワネット。まさに「正義」の体現者でした。

王妃らしく、母らしく、愛と誇りに生きたかのちゃんのアントワネット、必見です!

アンドレ:芹香斗亜さん

昨年の中日劇場公演ではオスカルを演じていたキキちゃん(芹香斗亜さん)。今回はそのオスカルを守り愛するアンドレ役です!

今回のアンドレは出番が少なく、特にオスカルと直接会話する場面はバスティーユ直前の1場面しかありません。少ない場面でオスカルとの絆を表していく難しさがあったと思いますが、確かな絆を感じることができました!

帰国するフェルゼンから、オスカルのことを託されるアンドレ。オスカルに会ってやってほしいと懇願するアンドレの姿からは、オスカルのことを想ってこその発言であることが窺えました。

そして、命を懸けてオスカルを愛し抜くと誓うアンドレ。その一見爽やかに見える笑顔からは、どこか危ういものも感じられて、(今回は描かれていませんが)オスカルの毒殺を考えたとしてもおかしくないだろうな、と思わせてくれます。雰囲気ひとつで行間を埋めてくれる存在です。

オスカルと違って平民であるアンドレですが、軍服ではない簡素な服装に身を包むと、確かに平民であると思わせてくれるのも素敵なところ。オスカルとの身分差が引き立ってこその二人の愛だと思いますしね。

バスティーユ直前の死の場面では、大きな決断をしたオスカルを誇りに思っているのが感じられましたし、最期の瞬間までオスカルを求め、オスカルが生きることを望んでいたように思えました。

オスカルとアンドレは恋人ですが、今回はその側面があまり描かれなかったこともあり、二人は互いに背中を預けあえる戦友という印象が強いように思えました。先頭に立つのはオスカルだけど、それをすぐ後ろで盾となって守り抜くのがアンドレ。そういう感じを受けました。

どんと大きな懐でオスカルを守るキキちゃんのアンドレ、とても素敵ですよ!

オスカル:柚香光さん

ベルばらに出演するのは花組配属されて最初の公演である「外伝ベルサイユのばら アンドレ編」以来となる、れいちゃん(柚香光さん)。あれから6年の時を経て、2度目のベルばらではオスカルという大役を演じます!

今回はオスカルもまた出番が少なく、描かれているのは最初のフェルゼンとの出会い・近衛隊から衛兵隊への転属を決意・バスティーユ直前・バスティーユの4場面だけ。フェルゼンやアンドレへの愛よりは、貴族でありながら民衆とともに立ち上がる姿の方が重点的に描かれているように感じます。

オスカルは演じる人によって様々な姿を見せており、とても女らしさを強調したオスカル像を見せる人もいます。しかしれいちゃんのオスカルは、女らしさはほとんど感じません。「男として生きている」という面が強調されているように感じます。声も基本的に低めですしね。

近衛隊から衛兵隊への転属を考える場面では、ベルナールの話を受けてフランスの現状を真剣に考えているのが見て取れます。自分の考える正義に真摯であろうとしているように感じられます。

そしてバスティーユの直前。民衆の味方をすると決断し、咎めに来たブイエ将軍に剣を突きつける瞬間の、観ているこちらが恐怖を覚えそうなほどの凄み。思わずブイエ将軍が怯んでしまうのも納得です。本当に、怖い!目が怖い!

しかし、アンドレの死を前にすると、一転して壊れてしまいそうな脆さを見せるのがれいちゃんのオスカル。先程までの雄々しさはどこへやら、魂を削るかのような悲痛な叫びを上げるのです。あまりにもつらそうで、観ているこちらまで苦しくなってきます。こういう「観る側の心を引き込み揺さぶる」演技がれいちゃんのお芝居の魅力だと思うのです。

そこからのバスティーユ。アンドレを喪った悲しみが怒りに変わるのがとてもよくわかります。あれほど壊れそうな脆さを見せていたのに、それが嘘のようにまた凄みを取り戻す。やはりオスカルは強い、そう再認識させてくれます。

れいちゃんは稀代のダンサーさんでもありますから、れいちゃんのオスカルがセンターに立って踊っていると、とても場面が締まります。全員の意識がオスカルに集中し、オスカルがそれを束ねているように感じられるのです。

そして、オスカルの死。

昨年の「エリザベート」でのルドルフ、「宝塚幻想曲」の黒影など、死に演技をする機会が増えているれいちゃんですが……このオスカルでも、非常にリアリティの高い死に演技を見せてくれました!撃たれた瞬間の生気が失われた瞳、瀕死で起き上がろうとする時の身体の痙攣……どれもが恐ろしいほどにリアルなのです。ここまでリアルな死に演技を見せる人は見たことがない!

最期の瞬間まで、激動のフランスに生きた一人の人間として、壮絶な生き様を見せてくれたれいちゃんのオスカル。そのリアルさと、見る者の心を震わす悲劇性のあるお芝居は、れいちゃんの持ち味であり大きな魅力であるように思います。是非ご覧ください!!

ベルナール:瀬戸かずやさん

れいちゃんと同じく、2009年「外伝ベルサイユのばら アンドレ編」以来のベルばら出演となる、あきらさん(瀬戸かずやさん)。オスカルの生き様に大きく影響を与えるベルナール役です!

今回のベルナールは後半に出番が集中している感覚があります。前半でオスカルにパリの様子を伝えにきた後は、バスティーユ以降に出番が固まります。

このベルナール、あきらさんらしさが随所に出ています。ジャルジェ夫人に「ロザリーを奪っていったのですから」と冗談を言われて慌てて恐縮する姿とか、とてもあきらさんらしいなぁと思うのです。牢獄でアントワネットの死刑執行を通達にくる時、咄嗟にその事実を隠そうとするところとかも。

そんなあきらさんのベルナールの格好よさが出ているのが、バスティーユ直前の民衆達とともに立ち上がる場面。地の底から湧き上がるような強く重みのあるオーラと凄みを感じます。地を這って泥臭く生きてきた民衆たちの強い思いが伝わってきますね。

あきらさんのベルナールは、大人の色気を備えつつ、皆をしっかりと束ねる力のある優れたリーダーの気質を持っているように感じます。そして、貴族であるオスカルに対しても、言うべきことをはっきりと告げることができる信念の強さ。

近年大人の男の魅力が際立っているあきらさんだからこその、人間味あるリーダーとしてのベルナール。昨年「ノクターン」で親子役であったれいちゃん演ずるオスカルとの相性も抜群です。物語を引き締めてくれるあきらさんの好演をお見逃しなく!

ジェローデル:鳳真由さん

昨年の中日劇場公演に引き続き、ジェローデル役を演ずるまよちゃん(鳳真由さん)。どんな役でも温かみのある人物像を見せてくれるのが魅力の一つです。

恐らく昨年のベルばらでもそうだったとは思いますが、ジェローデルには自分が中心となる場面はありません。民衆の味方をすると宣言したオスカルを叱責する・死にゆくアンドレに駆け寄ろうとするオスカルを止める・王妃を救うためにフェルゼンの力を借りに行く、がジェローデルの役目として描かれています。

オスカルの決断を咎めるジェローデルからは、強い口調でありながらも決して嫌味なところはなく、貴族としての「正義」を穏やかに説こうとしているのが窺えました。

そしてその最中、銃弾に倒れたアンドレ。駆け寄ろうとするオスカルを必死で食い止めるジェローデルですが、オスカル役のれいちゃんが終始震えたりもがいたりと「じっとしていない」ので、押さえるまよちゃんが若干大変そうでした(笑)ジェローデルは彼なりにオスカルの身の安全を守ろうとしていて、それは彼のあたたかな気質から伝わってきます。

そんなバスティーユの顛末をフェルゼンに語り、助けを請うジェローデル。「王妃をお助けするのは、隊長の意思でもあると思うのです」という言葉には説得力があり、また誠実さも感じられました。フェルゼンが心動かされたのもわかります。

ただ、そうやって二人でフランスを目指したのはいいのですが、まよちゃんもまたのんびりした気質のお方、呑気すぎて間に合わなかったのではと思ってしまうのが可愛いところです。農民たちの話を聞いて初めて自分達の遅さに気づいた感があるのが面白いです。

一歩引いた視点からオスカル達を見守り、そしてフェルゼンとともに王妃を救おうと尽力するまよちゃんジェローデルのあたたかさ、是非感じてください!

「宝塚幻想曲」台湾バージョンでのメインキャストの活躍をご紹介!

3月から上演されてきた「宝塚幻想曲」ですが、今回台湾で上演されるにあたり、いくつかの場面が台湾仕様にリニューアルされました。どれも非常に良いなと感じるリニューアルです。詳しくは以下の記事をご覧くださいまし。

花組梅田芸術劇場公演「ベルサイユのばら」「宝塚幻想曲」初日を観劇!変更点かなり多いのでまとめます! | 月光の狭間

場面ごとの変更点と感想は上記記事でたっぷりと書きましたので、ここではメインキャストの新しい見せ場とその感想を、なるたけさらっと書くようにしてみますね。

明日海りおさん:プロローグでの客席降りが追加に!客席全体をぐるっと回ってくれます!

今回の台湾バージョンでは、いくつかの場面で客席降りが追加されています。みり様は、プロローグで客席降りされます!

タイミングとしては、終盤の皆が銀橋渡りしていたあたり。大劇場公演時も少し降りてはいましたが、一列目前を通るだけでした。

それが今回は、客席全体を練り歩きます!後ろの通路まで渡ってぐるっと一周してくれますので、1階席ならばどの席でもかなり近くで見られるチャンス!

あとは中詰やフィナーレで歌う歌が変わりました。いずれも台湾の楽曲に。中詰では今までと同じく花魁姿を披露しますが、その時の歌は高い女声ではなく、いつもの男声に。見た目の艶やかさとのギャップも楽しめます。

フィナーレの歌は専科の美穂さん(美穂圭子さん)とのデュエットになりました。みり様も美声の持ち主、とても素敵な場面です……!

花乃まりあさん:中詰冒頭の出番がとても長くなりました!格好いいかのちゃんを堪能しよう!

かのちゃんの出番で一番の変更点といえば、中詰の始まりのところでしょう。今までよりもはるかに出番が長くなりました!

歌は同じなのですが、その後みり様が花魁姿で歌っている間、ずっと踊っています!ここのかのちゃんはとても力強さがあって格好いいので必見です!

ここのダンスが増えたおかげで、かのちゃんのすっきりシンプルな段差ヘアスタイルがとても綺麗に映えているのをじっくりと楽しむことができます。あの髪型、本当かのちゃんにぴったりだと思います!

中詰ラストでは客席降りがあり、かのちゃんは下手側の先頭で降りていきます。溌剌と歌っているかのちゃんの姿は見ていると元気が出てきますよ!

芹香斗亜さん:バスケの客席降りは自由人大暴走のフラグか!?今回も全力で楽しませてくれそうです!

キキちゃんは新場面の追加があるわけですが、実はもう一つ注目すべき変更点がありまして。

それが、バスケの場面での客席降りです。

元々銀橋渡りだったところで、客席に降ります。動くのは1列目の前だけ……かと思いきや、最後で不意に少し通路に出て、客席を巻き込んでくれましたww内容は、リュックを下ろす間、お客さんにボールを渡して持っていてもらうというもの。「持っててください!」「ありがとうございました!」という台詞がありましたね。

……ここで花組ファンの方は思い当たる節があるかもしれません(笑)

一昨年年末の「New Wave! -花-」。客席降りの場面で、お客さんからも恐れられるほどの自由極まりない客席絡みをしてきたキキちゃん。そのさまは「自由人」と評されるほどでした。

今回のボール預けを見た時、これはもしや再び自由人炸裂か!?と思ったのですよね。ええ、キキちゃんなら、あり得る(笑)これからどうなるのか楽しみです!

実はキキちゃんは客席降りが最も多く、バスケと中詰と新場面の3カ所あるんですよね。中詰や新場面でもガンガン釣っているようなので、今回もがっつり楽しませてくれるはずですよ!

柚香光さん:歌う場面は減ったけど、その代わり今まで以上に踊ります!あの超高難度振付を見逃すな!

れいちゃんといえば、その最高ランクというに相応しい超絶ハイレベルな美しいダンス!今や宝塚随一のダンサーさんです。

というわけで、れいちゃんは踊る場面が増えました。

中詰。あきらさん、まよちゃんに続いて登場するのですが、他のメンバーとは異なり、歌はありません。その代わり、踊ります。まずは娘役さん二人と共に踊り、そして次に現れるキキちゃんと二人きりで。それほど難度の高い振付ではないのですが、余裕を見せて難なく踊るれいちゃんの姿からは高いダンスの実力を感じます。

またその後のみり様とかのちゃんのデュエットダンス中にも出番があるのですが、ここでも踊っています。ただ出てくるだけで済まないところが、ダンサーたるれいちゃんならではと言えるでしょう。

またれいちゃんの持ち場面である「花に嵐」は、さらに感受性豊かな表現力高いダンスを見せてくれています。表情も細やかで、身体の使い方もとても繊細。完成の域に行っていますので、是非そのレベルの高さをご覧になってください!

れいちゃんの客席降りは新場面での1回のみ(中詰ラストは次の出番のためにはけているので)。この新場面では歌があります。そして客席降りでは拍手を煽る姿も見られたりして、メンバー内最下級生でありながら堂々と楽しんでいる姿に感動します。

そして忘れちゃいけない黒燕尾群舞。大劇場公演の時、同期のまいてぃ(水美舞斗さん)と共に、ジャンプターンなど超高難度振付を踊りこなしていたれいちゃん。今回はこの振付を、たった一人でこなします。

しかも、梅芸の舞台は幅が狭く、またこの振付の直前の再登場タイミングが少し遅くなっているため、短い距離かつ短い尺で同じ高難度振付をやっているわけです。それでも完璧にこなすのが、れいちゃんの凄さ!

そしてこれは後になって気づいたのですが、この超高難度振付をやっているれいちゃんにスポットライト当たってるんですよ。これって凄いことです。歌う人にスポット当たることはよくありますが、踊ってる人に当たることは非常に珍しいので。さすが稀代のダンサーれいちゃん!

歌う場面こそ減りましたが、その分踊りで魅せる機会が増えました!れいちゃんのハイレベルなダンスをお見逃しなく!

瀬戸かずやさん:やんちゃな下級生たちを引き連れた旅人に!中詰も新場面もアツいよ!

あきらさんのメイン場面といえば、プロローグ後の旅人の場面。大劇場公演時に一緒だったちなつさん(鳳月杏さん)・まいてぃが共にバウホール組となったため、新しいメンバーを旅人として迎えることになりました。

そのメンバーは……なみけーちゃん(優波慧さん)ひりゅん(飛龍つかささん)

二人ともやんちゃな雰囲気の、元気いっぱいな下級生。若く元気な男子二人を連れたお兄さんという形になったあきらさん。今までとはまた違った楽しい旅を見せてくれています。

また、そんな旅人あきらさんを誘惑する波の女も、今回はあかり姉さん(白姫あかりさん)に。男役にひけを取らない身体をもつ長身のあかり姉さんに翻弄される姿は必見です!

中詰では銀橋渡りの代わりに後ろの壇上から登場する形になりましたが、その先頭を切るのがあきらさん。スポットを浴びてアツく登場されますよ!

新場面での客席降りも、一昨年年末の「New Wave! -花-」で客席降り経験があるおかげか、対応が慣れている感があるように感じます。後ろの通路を走る時の楽しそうな感じが素敵!

今回もアツく魅せてくれるあきらさんに注目です!

鳳真由さん:主要メンバーとして幅広く活躍!そしてパレードセンター降りきたよ!!

大劇場公演時はあきらさんまでで区切られていた感覚があり、パレードでのセンター降りも叶わなかったまよちゃん。でも今回は違う!

キキちゃん・れいちゃん・あきらさんと共に主要メンバーの一人に数えられていて、この4人で場面を作るところが非常に多くあります。中詰もそうですし、たんぽぽ場面、黒燕尾群舞でもそうです。

もちろん新場面にも登場!客席降りやります!途中であきらさんと交差で後ろの通路を駆け抜けたり、れいちゃんと肩を組んでアピールしてみたり。

そして何より、パレードでセンター降りするようになったのが本当に嬉しい!やはり花組を長らく支えてくれている一員ですもの、センター降りしてほしいお方なのです。本当に良かった……!

台湾バージョンになって一気に活躍の場が増したまよちゃん。是非チェックしてくださいね!

今日のあとがき

というわけで、前回に引き続き、梅芸&台湾版「ベルサイユのばら」「宝塚幻想曲」の感想をお送りしました!

今回はベルばら感想が多めになりました。なんだかんだ言っても皆さん本当に素晴らしいお芝居をされているので、語れる部分は多いのです。脚本と演出は……気にしたら負けです!ベルばらではいつものことだから!(笑)

それにしても、こうやって感想書くとれいちゃんの感想が盛り気味になりますねwやっぱり好きなジェンヌさんのことはたくさん語りたくなっちゃいます。どのジェンヌさんよりもしっかり見てるからってのもあるけれど、「好きだからこそ魅力を伝えたい!」って気持ちも強いからかな。

梅芸での公演は木曜日まで。そして一ヶ月後には台湾公演!台湾千秋楽公演の映画館での上映も決まりました。台湾ではどのような反応が見られるのか見てみたい!

私は台湾遠征はしないので生で観るのは木曜の千秋楽が最後になりますが、上映は観に行こうと考えていますし、その時まで目一杯楽しもうと思っています!

それでは、今回はこの辺りで。

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