Luminous Tale.

過去よりも未来よりも「現在」を幸せに生きるために。今ここにある日常を輝かせるための“魔法”をお届け。旧「月光の狭間」。

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花組東京宝塚劇場公演「カリスタの海に抱かれて」「宝塚幻想曲」私が気づいた変更点をまとめてみる。

   

この記事の所要時間: 912

どうも、遠征明けの割にはそれなりに体調維持できている怜香@Ray_mnzkです。

今までは遠征明けの週末はそれこそ死んだように眠ってましたし、翌週には決まって体調崩していた私。遠征から帰ってくるといつも以上に身体が痛かったりだるかったりしたんですが……

何故か今回はちょっと首痛いだけで身体は全然だるくない

なんだか不思議な感じです。むしろ遠征前の方が体調悪かった。「これ遠征行って大丈夫なんか?」と思ったほどだったもん。でもいざ行ってみたらすっかり元気になって帰ってくるという。いやはや、宝塚の力ってすごい!

さて、今回は花組東京公演での変更点について書いてみようと思います。東京公演って多かれ少なかれ大劇場公演とは違う部分があったりするのです。

今回は珍しくショーの方にも大きな変更点があったのが印象的でした。大抵変更はお芝居だけなんですけども。

本公演1度観ただけで話すので、私が気づいていない部分にも変更点があるかもしれません。その辺りはご了承いただけましたら幸いです。

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「カリスタの海に抱かれて」の変更点

まずはお芝居から。私が気づいた変更点は以下の通りです。

  • 縛られているカルロをセルジオが殴るようになった
  • 火刑直前のカルロの歌の後の台詞が「アリシア!」だけになった
  • 火刑から救われたカルロの元に現れたベルトラムが「司令官!」と言うようになった
  • ロベルトに恋を打ち明ける台詞が「一度は自分の想いを断ち切ろうとした」になった

縛られているカルロをセルジオが殴るようになった

これは序盤でカルロがたった一人でアジトに乗り込んだ場面です。縛られた状態のまま必死でロベルト達を説得するところですね。

確か殴るタイミングは、

「女も子供も全部死ぬぞ!全滅すれば独立もない。そんなこともわからないのか!」
「分かってたまるか!」

の後だったと思います。

ちなみにこれは既に大劇場新公では採用されておりました。「この殴る展開いいなぁ」と思っていたら、本公演でも採用されましたね。

火刑直前のカルロの歌の後の台詞が「アリシア!」だけになった

これは火刑が決まりアルドの丘へ連行される場面です。縄を付けられて歩きながら、主題歌でもある「オリーブ薫る島」を口ずさみ、炎のダンサー登場へと至る、その間の台詞。

大劇場公演では、

「さようなら、アリシア!」

だったのが、東京公演では単純に、

「アリシア!」

だけになっていました。

この台詞は大劇場公演時には順序が入れ替わって「アリシア、さようなら!」となっていたことも多かったので(意味的に大きな差はないと思いますが)、「アリシア!」に統一されたのかな、と想像しています。

処刑される寸前に心に浮かんだのはアリシアのことだったと後にカルロは告白しますし、ただ一言「アリシア」という名が口をついて出たという方が、雰囲気に合っているのかもしれませんね。

火刑から救われたカルロの元に現れたベルトラムが「司令官!」と言うようになった

これは最後の場面、火刑に処されようとするカルロをロベルトとナポレオンが救いに来たところですね。

ロベルト達に少し遅れて、カルロの上着を手に姿を見せるベルトラム。大劇場公演の時は特に台詞がなく、無言で敬礼するベルトラムを見たカルロが「ベルトラム!」と声をかける、というだけでした。

それが東京公演でベルトラムの台詞が増え、

「司令官!」
「ベルトラム!」

という流れができました。

この方がカルロ(シャルル)とベルトラムの間の絆が感じられて良いなと思いました。

ロベルトに恋を打ち明ける台詞が「一度は自分の想いを断ち切ろうとした」になった

これも最後の場面、実はアリシアのことが好きだったとカルロがロベルトに打ち明けるところです。

カルロの台詞、

「お前がアリシアを愛していると知って、一度は諦めようと思った」

だったのが、

「お前がアリシアを愛していると知って、一度は自分の想いを断ち切ろうとした」

に変わりました。

そしてこの後に続く台詞、

「でもどうしても諦めきれなかった」

が、丸々なくなっていたように思います。ここはちょっとうろ覚えですが。

ちょっと具体的な言葉になったかな?と思いつつ、でも前のままでも意味は通ったように思います。

「宝塚幻想曲」の変更点

今回の公演、お芝居だけじゃなくショーにもいくつか変更点があるのです。

お芝居での変更は割とどの公演でもあるような気がしますが、ショーでの変更ってのはあまり聞かないような気がします。私が知らないだけで実は結構あることなのかもしれませんが……

というわけで、私が気づいた変更点は以下の通りです。

  • 「夜の華」の場面、一部に振りが追加
  • 中詰冒頭、音程が変化
  • 「風に舞う華」、途中で一部メンバーが一旦はけるようになった

「夜の華」の場面、一部に振りが追加

摩天楼とも呼ばれる場面ですね。紫のスーツを身に纏った男役が勢揃いでガツガツ踊る、花男の魅力満載の場面です。ええ私も大好きです。

この場面の中盤、曲調が変わったところで、みり様(明日海りおさん)とキキちゃん(芹香斗亜さん)が二人だけで踊る部分があります。

ここ、それ以外のメンバーは周囲でスローモーションで手を動かす……というだけだったのですが、東京で変わりました。

がっつり振り入ってます。

さすがにセンターで二人が踊っているので場所の移動とかはしませんが、それまでの(割と激しい)ダンスと変わらないぐらいの振りがついているのです。具体的にどういう振りかまでは説明しきれませんが!(笑)

ちなみに私は大劇場の頃はいつもこの部分でれいちゃん(柚香光さん)の綺麗な手を拝んでいたので(綺麗な手はついつい見ちゃうのですw)、東京公演でも同じように見るつもりでいたら違っていた……という感じで気付きました。

唯一ゆっくりした動きになっていたこの部分ががっつり振りつきになったので、踊る方は事実上ノンストップで踊っている状態になるので大変だろうなと思っていたりします。

中詰冒頭、音程が変化

どこまでかというと、イントロ→かのちゃん(花乃まりあさん)のソロ→みり様の花魁ソロ、までですかね。その次のきらり様(華耀きらりさん)・らいらい(夕霧らいさん)のデュエットでは元通りの音程に戻っていた……ような気がします。みり様が男役姿になってからはいつも通りですね。

全体的に少し音程が低くなりました。大して音感は良くないので具体的に何音ぐらい下がったのかはわからないのですが、聴いた瞬間に違和感を感じるぐらいには下がっていました。

そしてみり様の花魁ソロも、裏声ではなく男役声になっていました。この方が自然といいますか、男役さんが裏声で歌うということ自体(ファルセット以外では)まずないことであり、歌いにくそうな感じもしていたので、この音程の方がいいなぁ、と思いました。

「風に舞う花」、途中で一部メンバーが一旦はけるようになった

全場面の中でもフィナーレ黒燕尾群舞と並んで最も過酷な場面だと言われている「風に舞う花」。特にれいちゃんをはじめ直前の「黒影 花に嵐」に出ていたメンバーは全くと言っていいほど休む時間無い状態で突入することになるため、黒燕尾群舞以上に過酷なのだそうです。

この場面、大劇場公演では途中で誰もはけることなく、全員がいわゆる「出ずっぱり」状態でした。

しかし、東京公演では、途中で一部のメンバーが一旦はけて、その後再び戻ってきます

具体的には……キキちゃん先頭に5人ほどが出てきてみり様の後ろに縦一列になった後、皆がそれぞれ上手・下手に分かれて移動しますが、その後だったと思います。

ほとんどの人は移動後それぞれの位置で次の振りに入っていくのですが、何人かは移動後少しだけ踊ってすぐ袖にはけていきます。恐らく上手側・下手側それぞれ3〜4人ずつだったように思いますが、確証はありません(なんせ下手側しか見ていないので。上手側は推測です)。

誰がはけたのかですが、私が確認したのはれいちゃんのみです。いつものようにれいちゃんを見続けていたら、移動の後少しだけ踊っただけではけていったので驚きました。多分ですが……直前の黒影場面に出ていたメンバーではないかな、と思います。前述した通り、この場面との間に全く休む時間ありませんでしたから。

戻ってくるのは、曲調が変わってみり様のソロが始まるところ。元々皆がみり様のいる中心位置に向かって移動してくるタイミングなので、その流れで再登場、という感じです。

途中ではけるのを見た時は驚きましたが、この変更はあってよかったと思います。以前のままだと、黒影メンバーへの負担が大きすぎるので。

特にれいちゃんは黒影場面最初から最後まで出ずっぱりですから、誰よりも休みが無いのです。2場面出ずっぱりのようなものです。だから、ほんの少しとはいえ、一息つける時間が出来てよかった、と心底思いますね。

それでもやはり、この場面ものすごく過酷であることには変わりない。何かと心配になるような話も聞きます。もう少しなんとかならないのだろうか、と胸が痛みます。見ている側としてはとても美しい場面なので、もっと見たくなるんですけどね。

意外と変更多いかも。台湾公演のショーはどうなるのだろうか……

というわけで、東京公演一回観た上で気づいた変更点をまとめてみました。

最初にも言いましたが、なにせ一度しか観ていないので、他にも変更点ある可能性はあります。抜けていたらごめんなさい。

お芝居の変更点がそんなに多くないと聞いていたので、「そんなに大きな変更ないんだな」と思っていたのですが……まさかショーでこんなに変更入っているとは思わなかったです。お芝居はそれこそ場面一つ丸々別物になることさえあるのですが、ショーが変わるというのは私は聞いたことなかった。こういうこともあるのですね。

しかしショーの(特に後半の)過酷さはどうにかならないのだろうか……。中詰以降は特に見応えある場面の連続ですし、観る側としてはこの上なくテンション上がるんですけれど……それって裏を返せば演る側は相当過酷だってことですし。観ていると楽しいけれど、同時に心配にもなってきます。

これ、台湾公演はどうなるんだろう。人数が減ってしまうから、その分各個人の負担が増えるんじゃないだろうか……。真夏の梅田&台湾だから暑いし、ますます心配です。公演自体は楽しみなんですけどね!

今日のあとがき

というわけで花組東京公演での変更点をまとめてみました。

さすがに大劇場であれだけの回数観ちゃうと、記憶に焼きついているから些細な変化でも結構気づけるんですよね。「あ、なんか違う!」って違和感を感じるのです。

しかし「夜の華」と「風に舞う花」の場面の変更は驚いた……。後者は変更入ってよかったけどね。いや、本当に。

また2週間後に遠征するので、もう一度しっかり確認してこようかな。でもお茶会と大楽の日だから、それどころじゃないかもですけれど(笑)

それでは、今回はこの辺りで!

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